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トラヨが落ち着くまで・・ [うちに来た頃のトラヨ]

ここが一番安心にゃ♪byトラヨ

病院へ行って以来、人がいる時にはケージから出てこなくなったトラヨ。ゴハンもケージの中で食べるようになってしまった。

夜、電気が消えるとトラヨはケージから出てきて爪をとぎ、トイレに行く。トラヨの、猫砂をかく音を聞きながら眠った。朝、人が起きてくると、くつろいでいたトラヨは「にゃお」とゴハンの催促をしてケージに戻る。そんな毎日が続いた。その後、2ヵ月が過ぎても、トラヨに変化はない。

このままでよいのか・・・・・。

この猫はうちに来て幸せなのだろうか・・・・・。

もっとよい里親がいたのかもしれないのに・・・・。

でも、何とか、トラヨには幸せになってもらいたい。せっかく野良猫から飼い猫になったんだもの。

それでも、できることといえば、ゴハンを食べているトラヨに話しかけること、掃除機をかける前に声をかけること、猫トイレの掃除をまめにすることくらいしか思いつかない。これを続けるしかない!たとえどんなに時間がかかっても・・・・。

そんな人間の気持ちが伝わったのかどうかは分からないけれど、夏が終わる頃から、トラヨは、人がいても少しずつケージから出てくるようになった。

態度は変わらないけれど、鳴き方は変わってきた。甘えるような声を出すようになった。

最近はケージの外でゴハンを食べる。当たり前のことなのかもしれないけれど、そんな変化を感じられるのがとてもうれしい。

 


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病院へ・・・ [うちに来た頃のトラヨ]

↑ねむいにゃ~☆

トラヨを捕まえるのは大変だった。ゴハンを食べているところを押さえようとしたが失敗。家中を逃げ回るトラヨを追いつめ、毛布をかけて何とか捕まえた。そのまま病院へ・・・・。

病院では、食欲がないこと、元気がないこと、を説明したのだが、先生は「どこも悪くなさそうですが・・・。どうしたいんですか?」と言う。

私にはどこも悪くないようには思えなかった。

以前暮らしていた猫は「ちょっと元気がないけど、大丈夫だろう」と軽く考えて病院へ行くのが遅れた。ゴハンを食べなくなり、病院へ連れて行ったら腎不全と診断されて助からなかった。もう二度とあんな失敗はしたくない。ここは何が何でも調べてもらわなくてはと思い、血液検査をしてもらうことに・・・・・。

元野良のトラヨは人間に囲まれて体をいじられるのがガマンできない様子だった。うなり声がものすごく、いつ暴れだしてもおかしくない状況。先生と助手の方に体をしっかりと押さえつけられている。

「少し外で待っていてください」と言われ、待合室に戻った私の耳には「う~~~~~~~~~」というものすごいうなり声が響く。待合室には上品そうな長毛ニャンコを連れたご婦人が1人。きっとこの猫はあんなにうならないだろうなと想像すると妙に恥ずかしかった。

「診察室にどうぞ」と呼ばれて戻ると、トラヨは爪を切られていた。私の腕にある引っ掻き傷を見て、先生は爪を切ってくださったのだ。しかし、トラヨからすれば痛い血液検査や爪を切られたことは拷問だったに違いない。

結局、血液検査の結果もどこにも異常はなかった。分かったことはトラヨには犬歯以外の歯がないということだけ。トラヨが手足を伸ばしていたのは、我が家に慣れてきて、くつろいでいたからだったようだ。

この何日か後、親指くらいの大きさの毛玉が吐いてあった。病院へ行く必要はなかったのである。

 

しかも、この病院事件以来、トラヨは心を閉ざしてしまう。この後、ずいぶん長い間、トラヨは人間がいる時に、決して出てこない猫になってしまったのだ。


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トラヨの体調不良 [うちに来た頃のトラヨ]

↑夜はこんな感じよ♪

ケージがトラヨハウスとなり、出入り自由になったトラヨはのんびりと暮らしていた。人間が座っている時に、ケージから出てきてウロウロすることも多かった。ねこじゃらしが大好きで、振ると喜んで飛びついてきた。

この調子なら人馴れは早いはず!!そんな順調な毎日だったけど・・・・。 

うちに来て2ヵ月半が過ぎたころ、トラヨは少し元気がなくなった。ケージの中で、手足を伸ばして寝ていることが多くなった。食欲も減ったような感じだ。

そのころのトラヨは抜け毛がすごかった。毎日、猫の毛の塊が部屋のあちらこちらに落ちている。ブラッシングでも出来ればよいけれど、半野良のトラヨはとてもじゃないけど触れない。もしかするとトラヨの元気がないのは、お腹の中に毛玉ができてしまったのではないか?

そう考えるとそんな気がしてしまう。ねこ草を与えたり、毛玉ケアのキャットフードを食べさせたりしたけれど、トラヨは変化がなかった。

悪い病気だったらどうしよう・・・・・・。

せっかく野良猫から飼い猫になったのに、ここで死なせるわけにはいかない。

半野良のトラヨを病院へ連れて行くのはとても大変だ。どうやって捕獲すればよいのだろう?

でも、トラヨの命には代えられない。ここは何としてもトラヨを捕獲するしかなかった。


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夜鳴き収まる [うちに来た頃のトラヨ]

↑昔のトラヨ。

買い物帰りに、上の階の住人に会った。もしかしてトラヨの夜鳴きが聞こえているかも・・・・。

「あの~~~最近、うち夜中にうるさいかもしれないんですけど、何か聞こえたりしますか?」

「えっ?夜は寝ちゃうから音なんて気になりませんよ」

な、なんとありがたいお言葉!!!かなり心が楽になった。

 

家に帰ると、相変わらず毛布に隠れたケージの上の段でトラヨは丸くなっていた。

もう大丈夫だろう。ケージの戸を開けてみた。

30分くらい過ぎた頃だろうか。トラヨはケージから出てきた。そのまま洗面所に置いてあるネコトイレに走っていった。

ケージの中のトイレは使いたくないんだね。

トイレから戻ったトラヨは「にゃお~」と鳴いたが、すぐにケージに戻ってしまった。2週間過ごすうちに、ケージはトラヨにとって安心できる場所になっていたのだ。その後、ケージの戸は開けたままになった。

肝心の夜鳴きの声もだんだん小さくなり、いつの間にか鳴かなくなった。


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夜鳴き~ケージ生活~ [うちに来た頃のトラヨ]

↑トラヨの楽しみ♪

 

トラヨが少しでもくつろげるように、ケージの半分以上が隠れる感じで毛布をかけた。トラヨは、毛布の影に隠れる位置にいるようになる。

ゴハンやトイレ掃除のため、人間の手がケージに入るたびにトラヨはうなる。

うっかりケージにぶつかってしまった時は、猫パンチもされた。 

それでも、トラヨはだんだんケージになれてきた。3日もすると人間の目の前でゴハンを食べるようになり、1週間後にはお腹が空くと「にゃ~ん」と催促するようになった。 

しかし、夜は暴れる。朝になると、ケージの中はめちゃくちゃ。トイレも水もひっくり返って、ペットシーツはボロボロにひきさかれている。毎朝、最初の仕事はケージの掃除・・・・・・・。

それでも夜鳴き対策のため、ケージからトラヨを出すわけにはいかなかった。ケージ全体を毛布で覆うと、猫の声が響かない。夜にはケージに毛布を何枚も重ねた。近所を気にしないで眠れることは安心だ。そんな毎日が2週間を過ぎた頃、夜鳴きが減ってきたことに気付いた。

鳴きっぱなしだったのが「鳴いている時もある」に変わっていたのだ! 

そろそろケージから出してもいいのかなぁ・・・と私の気持ちは揺れる。


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夜鳴き~ケージの中へ~ [うちに来た頃のトラヨ]

↑うちにきたばかりの頃のトラヨ。なんか不安そう・・・・・・・。

 

9ヵ月前、ボランティアの方に連れてこられたトラヨは、当たり前だけどとても緊張していた。そんなトラヨを小さくてカワイイ猫だなぁ~~~~~と思った記憶がある。

でも、カワイイだけではなかった。

夜鳴きがひどかった。いや・・・・・夜鳴きというよりも、一日中鳴いていたといった方が正しかったかも。

それに、かわいく「にゃおっ」と鳴くのではないのだ!「ぎゃお~ん、あお~ん」と、とてもすさまじい声で泣いていた。

不安なんだね。怖いんだね。その気持ちはよ~くわかるよ、だけど・・・

我が家は集合住宅なので、「音」のトラブルは多い。もし近所から苦情がきても、こちらに非があるのだからどうしようもない。

悩んだ末ボランティアの方に相談した結果、トラヨにはしばらくケージで暮らしてもらうことにした。

暮らしてもらうとはいえ、トラヨが自主的にケージに入ってくれるわけがない。私が強引にトラヨをケージに押し込めることになった。抵抗したトラヨはうなって、暴れて、とても怖かった。それでも、なんとかケージに入れることが出来た!!!

ほっとする私とは逆に、トラヨにとっては大変なショックだったようで・・・・・・・。

悲しそうにケージの中でうずくまってしまった。ショックで死んでしまったらどうしよう!!!!と心配したけれど、翌日には、トラヨはしっかりとゴハンを食べ、トイレも使ってくれていた。

こうして、トラヨのケージ生活は始まった・・・・・・。


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